毒親育ちの子育て日記 nano's diary

毒親育ち(夫婦の)妻の子育て日記です。

ナノさんと幼稚園とトイトレの話

 

ナノさんは満3歳児クラスより幼稚園の入園することになったので、今月から幼稚園通い始めました。

といってもすぐ夏休みに突入するので、慣らし保育みたいなもんです。

 

朝の8時に送っていって14時にお迎えの約6時間ですが、なんとかトイレには行ってる様子。

もちろん漏らしまくって毎日大量に着替えを持ち帰っては来るのですが、家ではなかなかトイレに行ってくれず、おまるも気が向いた時しか座らないので毎日トイレに行っているだけで快挙です。

 

ナノさんはかなり言語理解能力が高いので、毎日園での出来事を話してくれます(そして先生から電話やおたより帳で聞いた話と齟齬がない)。その話を聞く限りはそれなりに楽しく過ごしているようです。

 

今まで家でマイペースに過ごしてきた分、決まった時間に他の事同じことをするのが少しつまらないようではありますが、内容自体は嫌いではないらしく「その時したい気分じゃなかったけどちゃんとした」「幼稚園ではごろごろするの我慢してる」などとTPOをきちんと自己判断しているみたいです。

 

「ごはん全部食べた!」「お砂場でたくさんおりょうりつくった!」などと楽しかったこともちゃんと報告してくれるので、いまのところは一安心です。

 

行ったら楽しいのはわかっているようですが、気を使って疲れるのも理解しているので、毎朝、園の玄関で号泣してますが私が帰るとケロッと泣き止んで遊んでいます(何回かこっそり見た)。

 

ただ慣れた頃に夏休み入るので、9月はリセットされてる可能性が高いなぁ…しばらく行きしぶりとは戦いが続きそうです。

いつか因島へ移住したい 今週のお題

今週のお題「住みたい場所」

 

住みたい場所といえばやはり、ポルノグラフィティの聖地因島ですかね。

 

「邪険にしないで」という曲の

 

時が経とぉが経たまぁが どうでも

変わらんもんだってあろぉ?

よせる波は途切れんじゃろぉし

夏にはみかんが香るじゃろぉ

 

という歌詞が、これはきっと因島で育った二人の根幹にある風景なんだな、と思うとすごくキラキラしてて好きなんです。

 

この原風景をいつか見に行きたい、そしてできることなら自分の人生にもこの風景も刻みたいと思い始めて早15年くらいです(笑)。

 

子どもが自立した後ならAnnaの好きなところに住んでもいいよ、と夫が言ってくれているので、いつか来るかもしれないその日を夢見ています。

 

食事と料理と私の話④

前回の話

anna718.hatenadiary.jp

 

前にも少し書きましたが、私の食事のルーツは祖父母です。祖母が作る料理と食道楽の祖父が連れて行ってくれる外食が私の食事の原初です。

 

離乳食の段階から祖母が作ってくれていて、引っ越して祖父母と別居するまでは、あまり食事に困ったことはありませんでした。魚は骨をとってもらった状態で出てきたし、おかずは子どもの小さい口に合うサイズで準備されていて、ご飯はやわらかく炊かれていました。祖母はお酒が好きだったのもあってか、味付けは甘い辛いがはっきりしていましたが、すっぱいものは少し苦手で酸味が優しいものが多かったです。

 

なので、私がイメージする「おいしいご飯」というのは祖母が作ってくれる私の口に合うご飯だったのですが、母にとってはそうではなかったようです。

 

といいますのも、三女Nが生まれて私が台所に立つ機会が増えると私の作った料理に対して

「ご飯がべちゃべちゃ」

「こんなに小さく切って鳥の餌かいな」

「ぼやけた味の酢の物やな」

などとよく言われました。母至上主義の父ももれなく文句を言ってきますし、私と違って祖母の味より母の味に慣れた次女Mも

「ねえちゃんが作ると味違っていややわ」

とか言ってくるので味方は一人もいませんでした。

 

なので、ご飯の水分は思っているより少し控えめ、酢の物はお酢をしっかりきかせる、野菜を切るときはなるべく大きめといったことを意識して作っているうちにいつしかそうやって作るのが当たり前になっていました。

 

実家を離れて夫と暮らすようになると、夫に

「なんで野菜切るときそんなに大きいの?」

の聞かれ、

「煮崩れしても形が残るように…」

とか答えていたのですが、突き詰めていくと別に好きで大きく切っていたわけじゃないな、ということがわかって最近は前より小さく切るようになりました。

 

ご飯の水加減は夫が固めご飯が好きなのでそのままですが、酢の物は夫が苦手なので優しく仕上げるようにしています。

 

祖父母の味に固執しすぎず、今一緒にいる家族に合わせて家の味を作っていけたらなと思っています。

ナノさん覚え書き(3歳目前)

  • 急におまるに座るようになった(出るから座るというより出るまで座っている)
  • 時間はかかるがボタンが留められるようになってきた
  • 外でも少しずつ意思表示できることが増えた
  • 「おかずのクッキング」が大好きで土井先生の物真似しながらおままごとをする
  • 毎週「GO!GO!チャギントン」をTVerで繰り返し見て、セリフを丸暗記しようとする(6~7割覚えてる)
  • 絵本を丸暗記する(「14ひきのこもりうた」「ねずみのかいすいよく」「パパカレー」「はらぺこあおむし」「のりまき」)
  • おはしでおかずがつまめるようになってきた
  • 毎朝牛乳を飲みたがる
  • カレーが食べられるようになってきた(バーモントとジャワはあまり好きではない。アンパンマンのカレーも食べず。カレーの王子様は結構食べる)
  • よしお兄さんが好き過ぎて、「おかあさんといっしょ」よりよしお兄さんのYouTubeを見たがる
  • ごっこランド」の影響でスパイスに興味を持つ
  • カトラリーや食器の配膳を手伝ってくれる
  • 一番お気に入りのくまのぬいぐるみがイマジナリーフレンドになる(くまは家に置いてきたのに、出先であたかもくまがいるように話しかけているときがある)
  • でんぐり返りができるようになる
  • 右足前でギャロップができる。左足前だとまだぎこちない

年齢の自己認識と他者認識の話

少し前に衆院議員が「50歳と14歳が性交したら捕まるのはおかしい」という旨の発言をして問題になっていましたね。

 

そのニュースを見てふと思ったのが実年齢と精神年齢の乖離についてでした。

 

この3ヶ月、夫と楽しく「ドラゴン桜2」を見ていたのですが、どうも夫の捉え方と自分の捉え方が違うような気がしていましたが、上手く言葉にできず少し歯がゆく感じていました。

 

そして、第9回を見ている時に夫が

「俺ももう1回テスト受けたらこんな感じなんかなー」と言った時にすとんと落ちた気がしました。

 

私は初回からずっと、高校生視点というよりは高校生たちの親目線に近いような形でドラマを楽しんでいて、

(「ナノさんが高校生になる頃はテストの形式とかもまた変わるのかなぁ」)とか思っていたんですが、夫は

「自分が高校生なら」という視点で終始見ていて、なおかつ自分の年齢的にもまだ高校生に近い感覚を持っていたようです。

 

確かに我々夫婦はアラサーなので、実年齢は高校生の親より高校生に近いですが、高校生は未成年で我々は成人であるという大きな違いがあります。

 

「俺がこのクラスやったらやっぱりまりちゃん狙うかなぁ」などと夫は言っていましたが、実際に高校生に手を出したら捕まるわけですし、そもそも自分が高校生にとって魅力的に見えるかどうかという視点がないのも疑問に思います。

 

ドラマの感想にいちいち目くじらを立てなくても…と思う方もいるかもしれませんが、私が夫の精神年齢に疑問を抱いたきっかけとなったのがドラマというだけで、夫は「出勤途中によく見る女子高校生がいて結構可愛い」などと普通に世間話として話をしてきます。

 

さすがに成人してもうすぐ10年が経とうとしているのに未だにその感覚はちょっとなぁ…と思ったので、「自分では高校生と同じ感覚だと思っていても高校生側が、あなたが同じ感覚を持っていると感じるかはわからないよ」と話すと、少し考えるきっかけとなったようです。

 

 

 

ナノさんの「イヤイヤ期」我が家の対応

 

3歳が近づき、ナノさんのイヤイヤ期もだいぶ変化してきました。

 

やりたいことがより複雑になり、うまく伝えられなかったり、時間の都合で全部やらせてあげることができなかったりすると、めちゃくちゃ怒ります。

一瞬でボルテージが上がり

「それナノがやりたかったのぉー!!」と絶叫されることもしばしば。

 

現在ナノさんに意識してもらっていることは、この瞬間湯沸かし器みたいな感情の起伏のコントロールです。

 

2歳なりたての頃もそうだったのですが、「イヤ!」という感情に支配されると他のことが考えられなくなり、気持ちを落ち着けるのに時間がかかるのをナノさん本人も理解しているので、「イヤ!」となったらまずは深呼吸してもらう癖づけをしています。

 

その後、自分で説明できるか私や夫が思い当たることを聞いていった方がいいかを確認し、何がしたかったのか、何が嫌だったのかを確認するようにしています。

 

もちろん時間がないと、この作業はしにくいのでナノさんのイヤイヤ期が始まってからはなるべく時間にゆとりのあるよう日々のスケジュールを組んでいます。

 

ナノさんはかなり理性的な人なので、道筋を示せばきちんと説明ができるし理解できるよう言葉を選んで説明すれば納得してくれます。

なので、深呼吸、説明、対話を繰り返すうちに時間のないときは

「ごめんね、時間がないから今はママがするね」

などの声かけで動いてくれるようになりました。

 

それで納得してその後もその話が出ないようであれば、そのままにしますし、ナノさんから再び話をしようとする動きがあれば、時間のあるときに応じるようにしています。

 

それでも3回に1回は

「ナノがー!!」

ってなるんですけどね…。

人に触られるのが嫌だという話

私は人に触られるのが大の苦手です。

 

自覚したのは小学校4年生ぐらいだったと思うのですが、ふとした瞬間に二の腕などの素肌を友達が触れてきたのがすごく嫌で嫌悪感で吐きそうになったことを覚えています。

決してその友達のことが嫌だったわけでもなくむしろ当時はかなり仲の良い子だったのですが、自分が意図してない瞬間に触られると鳥肌がとまらなくなりました。

 

それは中学生になっても変わらず、また思春期で同性の友達との距離感がかなり近くなりやすい時期だったのもあってさほど仲良くない子に触ってこられるのが本当に無理だったので

「汗っかきで自分のニオイが気になるからあまり触らないでほしい」

「貧血で人の体温が少し気持ち悪いから触らないでほしい」

などと色々理由をつけて人に触れられないように自衛するようになりました。

 

地獄だったのが高校の通学時間。満員電車で痴漢が多いと地元では有名な路線に、制服で長時間乗っていたので何度も痴漢に遭いました。次の駅に泊まる寸前に相手の腕を掴んで股間を蹴り上げすぐさまおりるという今思うと非常に危ない技を編み出し撃退していましたが、一度だけ同性に痴漢されたときはどうしたらいいかわからず頭が真っ白になりました。

 

大学生になってからは、身体的接触を好むようなコミュニティに属さなかったのでとても快適に過ごすことができました。

 

夫も私が急に触られるのを嫌がっているのは知っているので、後ろからいきなり触ったりせず、前からわかるように触ってきたり、後ろにいるときは声をかけてくれるので助かっています。

 

ナノさんに対しては今のところ嫌悪感を感じないので、急に触られても平気です。

 

 

急に触られて特に嫌なところは二の腕と首筋なんですが、首筋が一番嫌で、腕が近づいてきただけで嫌悪感を感じるときがあります。

 

そのことを夫に話すと

「Annaの首の嫌がりようはちょっと異常やんね。もしかしたら親に首絞められた過去でもあるんちゃう?」

と言われたのですが、記憶にある限りはされたことないんですよね。

ただ、絶対にないかといわれたら、一緒に寝ていた小2~3の頃とかだとありえなくもないな…とは思います。