夫とナノさんの特性
夫本人は認めてくれませんが、多分アスペルガー傾向の特性を持っています。
過集中、感覚過敏、頭の回転の早さ、得意不得意のバラつき、世間話が苦手、微妙にとれていない人との距離感、これらは旦那の持っている個性です。
本人は自分のことをHSP(Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)であると認識しています。そのため?「人の心が見えすぎて辛い」とよく言ってきます。
ただ、夫の話を聞いていると別に言葉通り人の心が読めるわけではなく大半が夫の想像、妄想なんですよね。
「職場の○○さんはあまり俺のこと好きじやないのがわかる」とか
「主任は俺の方が仕事できるからやっかんでる」とかはHSPがどうこうってわけではなくあんたが女々しいだけや!と言いたい(笑)。
ですが、それを言うと喧嘩になるのは目に見えてるので心の中に押しとどめて「そっかー、大変だねー」とか返してます。
まさに「繊細さん」ではあるのでHSPなのかな?とは思うんですが、それだけでは前述の個性の説明が出来ないのですよね。
「繊細さん」である自覚があるのに他者との距離がうまくとれずに(言い方悪いけれど)勝手に傷ついている様子とかを見ていると…(^_^;)
私も決してHSPはこうだ、アスペはこうだ、だからあなたもそうだ!と定義付けしたいわけではなく、そういった特性を持つ方をバカにしたいわけでもありません。
ただ、そういった傾向がある方や、サポートしてきた方の今までの積み重ねによって生活しやすいサポートだったり工夫が生み出されてきたものを使うことで夫も生きやすくならないかな?って思っているだけなんですよね。
まぁ、やろうとしても頭ごなしに
「俺を障がい者にしたいだけやろ!」ってキレられて終わるので困ってるんですけど…(泣)。
で、ナノさんもすでにちょっと片鱗がありまして。
過集中、こだわりの強さ、若干の感覚過敏、言語発達の早さなど、あぁ…パパと一緒の傾向があるなぁと思っています。
手帳はとれないけど、受給者証は取れそう…と思いつつ、住んでる地域周辺に良さげな療育施設がないので今のところ取る気はありません。(あと、地域の保健師さんとかに色々あって良い印象がない)
幸い、かかりつけ医である小児科、アレルギーの先生や、子育て支援課の相談員さん、市の委託事業の子育て相談の方など、ナノさんについて相談に乗ってくれて専門的なことも教えてくださる方々には恵まれているので、個性を伸ばしつつ、本人が生きやすいような環境が整えられたらな、と思っています。