実家に住んでいた頃の推しにまつわる話
私は小学生の頃からロックバンドのポルノグラフィティが大好きです。
もう人生の半分以上推し続けています。
きっかけは友人が聴かせてくれた「アゲハ蝶」だったんですが、そこからドはまりして出演する音楽番組をチェックするようになりました。
しかし家で唯一テレビのあるリビングでは父が寝ており、思うようにはテレビが見れず、まともに見れるのは紅白歌合戦ぐらいでした。
また、両親はバンド名が卑猥なのが気に食わず、曲もまともに聴かないくせに文句ばっかり言ってくるのがとても不快でした。
たまーに、ミュージックステーションとかうたばんとかHEY!HEY!HEY!とか見れた時も隣で
「別にたいしてカッコよくないやん」
「他のアーティストと全然見分けがつかへんわー」
などとグチグチ言ってくるのが本当に嫌で仕方がなかったです。
またパソコンも自由に使わせてもらえないので、図書館のパソコンで公式ホームページをチェックしていました。
中学生の間はほとんどお小遣いがもらえず、数少ないお年玉は部活の試合参加費や、ラケット等のメンテナンスにあてていたのでCDを初めて買ったのは部活を引退した中3の夏、アルバム「ポルノグラフィティ」でした。
高校生になると僅かながらも収入ができたので、ファンクラブに入り念願のライヴへ。
しかし、私が親の利益になること以外のことをすると必ず反対してくるのが毒親です。
ライヴ後は鍵がかけられ締め出しをくらったり、しばらく「ごはん抜き」だったりといった何らかの制裁を受けました。
とはいえやっとライヴに行けるようになったのでそんなことでへこたれる私ではありませんでした。
締め出しをくらったら近所に聞こえるよう叫んだり、夜行バスで遠征して朝帰りしたりと色々抵抗してみました。
おかげでロイヤルストレートフラッシュ、愛と青春の日々、FCUW4、PANORAMA×42に参戦することができました。
実家を飛び出してからは金銭的にも時間的にも余裕がなくなかなか参戦できなかったのですが、去年の生配信ライヴREUNIONは家で夫とナノさんと一緒に参戦することができてとても嬉しかったです。