夫との認識違いに気づいた話
夫とは高校の同級生で、当時からよくつるんでは色んな話をする仲でした。
少し特殊な学科で、ディベートなども定期的に授業でしており、お互い議論するのが好きだったので、授業以外でも色んなお題を持ち寄り話をしていました。
恋人、夫婦となってからも色んなことを話し合ってきたのでそれなりに意思疎通できていたと思っていたのですが、妊娠、出産により、一時は全て崩壊したかと思うようなこともありました。
私は、ナノさんが少しでも泣いたらすぐに対処してあげたいのに、夫は
「生理的な訴え以外の泣きぐずりとかはナノさんが自分で対処すべき」と言い出したり、その理論に基づいて、夜泣きするナノさん(生後6ヶ月)を別室に連れ出し、
「自力で泣き止め!」
と抱っこもせずに見守ったり…。
私にとってはトラウマをえぐられるような、目の前で虐待が行なわれているような気持ちになり、その旨を夫に伝えたのですが、
「お前の思う育児を押し付けられ、それに完璧に従えてない俺を犯罪者扱いしているようにしか聞こえない」
と突っぱねられる日々が続きました。
昔みたいに話し合おうにも、まだまだ授乳中&夜泣きで体力が削られている私と、妹Nが同居し始め生活費の足しにWワークを始めた夫、お互い話す時間も体力もなく、積み重なっていくわだかまりの解消のためにやっと話し合いができるようになってきたのはここ半年のことです。
そこでやっと様々な認識の違いに気づくことができました。
夫が認識してくれたこと
- 私は専業主婦を望んでいないこと
- 育児や家事がもともと好きというわけではないこと
- 2人目を強く希望しているわけではないこと
- 自分に自身がないため、ナノさんに悪影響がでないよう育児は理詰めで業務になりがちなこと
逆に私が認識したこと
- ライフプランには2人目はもう組み込まれていて、授からなかった場合、特別養子縁組も視野に入れているということ
- 夫が固定の給料以外の収入にこだわるのは、2人目の成人までを見据えて貯蓄したいから
- 夫は自分が働きに出ることにこだわっておらず、私が働きに出るなら主夫をしながらトレーダーに専念したいということ(今は中長期メインに投資しているためデイトレは控えている)
- 育児参加はしっかりとしたいと考えているが、ナノさんと接する時間が短いため、短時間でも効果的な方法を日々考えて接しており、2人目が生まれた後は、主夫として育児をメインに引き受けるのはやぶさかではないということ。
ざっくり書き出すとこんな感じです。細かいすれ違いはたくさんあるんですけど言い出すとキリがないので…。
そりゃライフプランの設定からすれ違っているんだからすり合わせなんてしようがなかったよねって感じです。
先月から、これらの認識違いについて連日の話し合いを重ね一応お互いの合意に達することができました。
- ナノさんが幼稚園に入り次第2人目妊活開始。
- 1年妊活して授からなければ産婦人科受診。不妊治療に関しては、その時に話し合う。
- 2人目を授かった場合、1歳までは現状維持、その後私が就職活動し、正社員になれたら夫が退職。ナノさんと同じ歳で幼稚園に入園するまで夫が自宅で家事育児を担う。
- 2人とも小学生に上がってから、その時の貯蓄状況で夫が再就職するかを考える
といった感じになりました。
まだまだコロナ禍ですし、私はもちろんワクチン接種もまだなのでこの通りに行動できるかわかりませんが、そのつどでちゃんと夫と相談していけたらな、と思います。