人に触られるのが嫌だという話
私は人に触られるのが大の苦手です。
自覚したのは小学校4年生ぐらいだったと思うのですが、ふとした瞬間に二の腕などの素肌を友達が触れてきたのがすごく嫌で嫌悪感で吐きそうになったことを覚えています。
決してその友達のことが嫌だったわけでもなくむしろ当時はかなり仲の良い子だったのですが、自分が意図してない瞬間に触られると鳥肌がとまらなくなりました。
それは中学生になっても変わらず、また思春期で同性の友達との距離感がかなり近くなりやすい時期だったのもあってさほど仲良くない子に触ってこられるのが本当に無理だったので
「汗っかきで自分のニオイが気になるからあまり触らないでほしい」
「貧血で人の体温が少し気持ち悪いから触らないでほしい」
などと色々理由をつけて人に触れられないように自衛するようになりました。
地獄だったのが高校の通学時間。満員電車で痴漢が多いと地元では有名な路線に、制服で長時間乗っていたので何度も痴漢に遭いました。次の駅に泊まる寸前に相手の腕を掴んで股間を蹴り上げすぐさまおりるという今思うと非常に危ない技を編み出し撃退していましたが、一度だけ同性に痴漢されたときはどうしたらいいかわからず頭が真っ白になりました。
大学生になってからは、身体的接触を好むようなコミュニティに属さなかったのでとても快適に過ごすことができました。
夫も私が急に触られるのを嫌がっているのは知っているので、後ろからいきなり触ったりせず、前からわかるように触ってきたり、後ろにいるときは声をかけてくれるので助かっています。
ナノさんに対しては今のところ嫌悪感を感じないので、急に触られても平気です。
急に触られて特に嫌なところは二の腕と首筋なんですが、首筋が一番嫌で、腕が近づいてきただけで嫌悪感を感じるときがあります。
そのことを夫に話すと
「Annaの首の嫌がりようはちょっと異常やんね。もしかしたら親に首絞められた過去でもあるんちゃう?」
と言われたのですが、記憶にある限りはされたことないんですよね。
ただ、絶対にないかといわれたら、一緒に寝ていた小2~3の頃とかだとありえなくもないな…とは思います。