毒親の価値観
少し前に、夫の友人から両親との関係で悩んでいるという相談を受けたときにふと思ったのが、毒親は子どもを所有物としか見ていないのではないかということです。
普段は関心がないから放っておかれるのに、何か失敗をした時だけ執拗に責めてくる。
親元から離れようとするとなにかといって引きとめられる。もしくは金銭的援助等を求めてくる。
これらの行動の根底にあるものって子どもを一人の人間としてではなく自分の所有物として見ているということではないでしょうか。
失敗をした時に怒るのは、自分の思い通りにならず、自分の評価を下げるような行動をとるから。
自分にメリットなく離れるのは許せないから手元で管理するか、自分への援助をするように仕向ける。
こういった思考はもちろん子ども主体ではなく自分主体であり、子どもを一人格として見ていないからこそとれる行動のような。