毒親育ちの子育て日記 nano's diary

毒親育ち(夫婦の)妻の子育て日記です。

理不尽な姉妹格差の話①

私と次女Mは2歳差の姉妹です。なので私はものごころついた頃には「姉」で、両親には名前ではなく「お姉ちゃん」と呼ばれていました。

 

同居していた祖父母が初孫である私をとても可愛がってくれていたのですが、それが面白くなかった両親は祖父母に対抗するかのように次女Mを可愛がっていたのかもしれません。

 

私の誕生日にはなぜかMの分までプレゼントが用意され、ひどい時にはケーキのろうそくを吹き消すのもM。七五三の写真も私と同じように着物を着たMとのツーショットばかり。

 

食べ物や洋服を選ぶ時も常にMが優先で、いつも私はMが選んだ後でした。

 

常にそんな状態なので、Mは私に対してやりたい放題言い放題。すいかを食べるときは、三角に切ってあるてっぺんの甘いところだけをかじって残りは私に押し付けてきたり、ケーキは上のフルーツやチョコだけを食べる。バナナはシールがついている1本だけしか食べず、まだ家にバナナがあるのに「シールのあるやつが食べたい!」と駄々をこねるので残りのバナナを私が食べて親が新しいバナナを買ってきたり。もちろんシールのついていないものは私に押し付けられます。そのせいかいまだにバナナは苦手です。

 

祖父母も軽くいさめることはあってもなぜか止めることはなく(一度だけMがいちごの粒をとってほしいと言った時、あまりの面倒くささに祖母がブチ切れたことはありました)、たいがいのわがままは通ってしまう状態でした。

 

今思うと、祖父も祖母も兄姉がいる弟妹で、妹の気持ちに寄り添ってしまっていた面が大きかったのかもしれません。